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優しいだけでは、誰も守れない。

2026.09.11

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代表コラム

Written by

藤井直哉

Piic Magazine

強い会社と、幸せな会社は両立する?

会社を強くすることは、そこで働く人の人生を守ることだ。

「社員を幸せにしたい」

経営者になってから、僕は何度もこの言葉を口にしてきました。

仲間には笑顔で働いてほしい。
挑戦を楽しんでほしい。
この会社を選んでよかったと思ってほしい。
その気持ちは、今も変わっていません。

ただ、会社を経営する中で、痛いほど思い知らされたことがあります。

想いだけでは、人を守れない。
どれだけ立派な理念を掲げても、どれだけ社員を大切にしたいと思っていても、会社が社会から必要とされ、結果を出し続けなければ、その想いを守り続けることはできません。社員の雇用も、その家族の生活も、新しい挑戦も、会社が続いてこそ守れるものです。
だから自分は、強い会社をつくりたい!

でも、自分が考える強い会社は、売上が大きい会社でも、社員に厳しい会社ではないです。

お客様に本気で向き合い、価値を生み出し、利益を未来へ投資できる会社。
環境が変わっても、誰か一人の力だけに頼らず、仲間と前へ進める会社。
そして、苦しいときに働く人を守れる会社であり、結果を求めることと、人を大切にすることです!この二つは、経営の現場で何度もぶつかります。

期待しているからこそ、厳しいことを伝えなければならない。
成長してほしいからこそ、今の実力より少し大きな仕事を任せる。
仲間だからこそ、できていないことを曖昧にせず、数字から逃げずに向き合う。

その瞬間だけを見れば、優しくないと感じられるかもしれません。
僕自身も、伝えたあとに「本当にこれでよかったのか?」と悩むことが多くあります。
もっと違う伝え方があったのではないか。
求めすぎていないか。
経営者になった今でも、正解が分からないことばかりです。。。笑

それでも、ただ居心地の良い場所をつくることが、人を幸せにすることだとは思っていません。
昨日までできなかったことができるようになる。
仲間と本気で目標を追い、喜びも悔しさも分かち合う。
自分の仕事が誰かの役に立ち、自分自身の成長を実感する。
そしていつか、家族や大切な人に胸を張って言える。
「自分は、この会社で働いている」と。
それが、働く幸せなのではないでしょうか?

強さか、幸せか。どちらかを選ぶ必要はないと思います。
会社が強くなるから、人を守ることができる。
人が誇りを持って働くから、会社はさらに強くなる。
僕たちが目指すのは、その循環です。

自分がつくりたいのは、ただ優しい会社ではない。
挑戦する人を守り、成長した人が誇りを持ち、何度でも未来を描ける会社です。
強さと幸せは、きっと両立できる。
まだ完成していない僕たちだからこそ、そのことを自分たちの成長で証明していきたいと思います!

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