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株式会社CSCサービス リブランディング

「ひとときに、心をかさねて」湯灌の歴史を築いてきたCSCサービス様が向かう未来の姿。

Client 株式会社CSCサービス
Year 2025
Link https://csc.service.co.jp/
Keyword
  • Branding
  • Graphic Design
  • Website

湯灌・エンバーミングサービスを専門とする株式会社CSCサービスのリブランディングプロジェクトを担当しました。

創業以来、葬儀の本質に向き合い「湯灌」というサービスを築き続けてきた株式会社CSCサービス様が次のステージへと歩みを進めるにあたり、社内外に広く届く「ブランドの核となる言葉とブランド表現」を見直すことに取り組みました。アンケート・ヒアリングによる深い対話からコンセプト策定、ブランドメッセージの言語化、ロゴ・VI設計、CIツール、ウェブサイト制作まで、ブランドを構成するすべてのクリエイティブを一貫して手がけています。






採用のシーンまで届く、情緒的なブランドデザイン


代表交代のタイミングで、今後の重要な経営指標として掲げられたのが、「採用」でした。
「採用活動を円滑化させる」という要件を基に、既存のブランド表現はスタッフ一人ひとりが大切にしている「故人と遺族に寄り添う姿勢」や、サービスが持つ本質的な価値を十分に伝えられていないのではないかという課題感を見つめながら、プロジェクトが始まりました。

まず行ったのは、経営陣・スタッフへの事前アンケート。
現代表 – 新代表とそれぞれの想いや、経営に対するスタンスの違いはもちろんある中で、バトンをより良い形で受け渡すお手伝いをするような心持ちで、「この仕事の意味とは何か」「CSCサービス様が大切にしていることは何か」——そうした問いを重ねる中で、湯灌の本質が少しずつ浮かび上がってきました。

何度も協議を重ねた結果、湯灌とは、単に故人の身体を清める行為ではなく、故人と遺族が、最後にともに過ごす「心をかさねる時間」を生み出すことこそが、このサービスの本質的な提供価値であるというCSCサービス様の中核に辿り着きました。

ブランドメッセージ 「ひとときに、心を重ねて。」

この本質的な価値を届ける言葉であるとともに、ブランドデザインのコンセプトに据える、ブランドメッセージとして「ひとときに、心を重ねて」を策定しました。このメッセージは社内外の両方に向けて広く届けることを意図しており、スタッフの誇りを支える言葉として、そして遺族の心に静かに寄り添う言葉として、ブランドの中心に据えました。

ー ロゴデザイン
3者のつながりを、ひとつの形に

ロゴデザインには、故人・遺族・CSCサービスという3者の関係性を象徴するモチーフを重なりで表現しました。3つの要素が互いに寄り添い、支え合うように構成されたシンボルは、「湯灌という場が生み出す、人と人のつながり」を静かに体現しています。

ー ブランドカラー
前を、未来を見つめるグラデーション

ブランドカラーには、グラデーションを用いました。これは、複雑な心境を抱えながらも今と向き合い、少しずつ前を、未来を見つめることができるようになっていく遺族の心の変化を示すことができたらという思いで展開しました。その移り変わりを色彩で宿らせることで、感情に寄り添うブランドの姿勢をデザインに込めています。

VIから、CIツールやウェブサイトへ、世界観を一貫して展開

策定したロゴとブランドカラーをもとに、名刺・封筒などのビジネスツールへとVIを展開。使用ルールをVIガイドラインとして整備し、ブランドの一貫性を担保しています。コーポレートウェブサイトはフルリニューアルし、ブランドメッセージと世界観が全体を貫く設計で、サービス内容・採用・企業文化を丁寧に伝える構成としました。撮影も弊社で担当しております。








ブランドメッセージ「ひとときに、心を重ねて」をコンセプトに据えて、言葉・ロゴ・色・ウェブサイトが一つの世界観として統合されたことで、CSCサービスの本質的な価値が社内外に正しく届く土台が生まれました。採用活動においても、会社の想いや仕事の意義がビジュアルと言葉で明確に伝わるようになり、候補者との接点の質が向上しています。長年にわたり誠実にこの仕事と向き合ってきた同社が、ブランドとして新たなステージへと踏み出した事例です。



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