| Client | 株式会社Piic |
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| Year | 2024 |
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株式会社Piic様 ブランドの再設計から各種クリエイティブまで一貫して支援しました。
長年にわたりカメラ機材のレンタルサービスを展開していたことで、外部からは“カメラレンタルの会社”という印象が強く定着していました。しかし実際には、国際会議やシンポジウムといったコンベンションの企画・運営、企業イベントのトータルプロデュース、撮影・編集・キャスティングなど多角的な事業領域を展開し、売上や顧客層も大きく広がりを見せていました。
ところが、商談時に「レンタル業者」として誤認されるケースが続き、ブランドと実態の乖離が課題に。今後さらにBtoBの顧客(特に官公庁・教育機関・企業など)と信頼関係を構築していくためには、自社の“本当の姿”を的確に伝えるブランディングが必要でした。

プロジェクトのゴールを、次の4点に設定

まず取り組んだのは、Mission・Vision・Value(MVV)の再定義。
Piicの事業が「誰に、何を、どんな価値として提供しているのか」を深掘りし、関係者へのヒアリングや競合調査をもとに導き出したのが、ブランドコンセプト「真面目に寄り添う」でした。
これは、国際会議のような高い緊張感のある現場でも、顧客と伴走しながら丁寧に誠実にプロジェクトを推進していくPiicの姿勢そのもの。このコンセプトを軸に、全てのアウトプットのトーンやデザインを統一しました。
「真面目に寄り添う」というコンセプトと、国際的・公共性の高いプロジェクトに携わる企業であることを踏まえ、グローバル感と誠実さを両立させたビジュアルアイデンティティを構築。
ロゴデザインでは、堅実さの中に柔らかさや余白をもたせ、官公庁からも好印象を持たれるトーンに仕上げました。
WEBサイトは、訪問者がサイトを巡回していく中で、「この会社は何者で、どんな強みがあるのか」が自然と伝わる構成を設計。
ロゴと連動した名刺・封筒・パンフレットも刷新。「ただ渡すだけ」ではなく、会話のきっかけとなるデザインと情報設計を意識しました。パンフレットでは、企業のMVVやサービス事例に加え、社員の想いやプロジェクトへの姿勢も掲載し、より深く“人に任せたい”と思ってもらえる内容に。

今回のブランディングプロジェクトによって、Piicは「レンタル業者」から「イベント・コンベンションの運営会社」という本来の姿で市場に認識されるように変化。
特にWEBやパンフレットを通じて、初回接点の時点で会社の全体像や強みが伝わる設計にしたことで、商談時の説明コストが減少し、より本質的な提案に時間を使えるようになりました。
ブランドコンセプト「真面目に寄り添う」は、社内にも浸透しつつあり、採用・営業・広報すべてのコミュニケーションに共通言語として活用されています。