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近畿化学工業株式会社 採用サイト

業務内容の先入観をほどき、働く姿が見える採用サイトへ

Client 近畿化学工業株式会社
Year 2026
Link Launch Site
Keyword
  • Recruitment Site
  • Website

採用パンフレット制作をご一緒したことをきっかけに、採用サイトのリニューアルをご相談いただきました。倉庫の仕事は一人で黙々と進めるものと思われやすい一方、実際の現場を支えていたのは、専門性を磨く面白さと、限られた時間のなかで連携するチームの力でした。これまでの採用ページが担ってきた役割を受け継ぎながら、仕事・人・働き方を具体的に伝え、求職者が入社後の自分を思い描ける採用サイトを目指しました。

ISSUE

仕事内容や募集条件に加え、チームで動く実際の仕事、身につく専門性、職場の雰囲気まで届けることが課題でした。特に若年層が、入社後に誰とどのように働き、どう成長していくのかを具体的に想像できる情報が求められていました。

OUTCOME

仕事内容だけでなく、共に働く人・身につく専門性・成長の道筋までを一つの動線で示し、若年層が入社後の自分を具体的に想像できる採用サイトへと再構成しました。クライアントからは「温かみのある若年層向けのページになった」と評価をいただき、求職者からの評判も良好です。

「倉庫の仕事=ひとりで黙々」。その先入観は、どこで生まれていたのか

採用パンフレットの制作をきっかけに、採用サイトについてもご相談をいただきました。これまでの採用サイトは、会社や採用に関する情報を伝える役割を果たしてきました。一方、採用パンフレットの制作を通して、働く人の表情や具体的な仕事内容、職場の空気感など、さらに伝えられる魅力が見えてきました。そこで、従来のページに込められた意図や情報を受け継ぎながら、現在の採用活動に合わせて伝え方を広げることが今回の出発点となりました。

「倉庫の仕事」という言葉から、一人で黙々と作業する姿を想像されやすい一方、実際の現場では、限られた人数と時間のなかで正確に業務を進めるため、社員同士の密なコミュニケーションとチームでの連携が欠かせません。資格や経験を身につけながら専門性を高める面白さや、普段店頭で目にする商品の流通に自分が関わっているという実感も、外からは見えにくい魅力でした。

担当者との対話を通して見えてきたのは、仕事に誠実に向き合う姿勢、社員同士が支え合う和気あいあいとした空気、そして事業所ごとに異なる仕事と成長の機会です。今回のリニューアルでは、こうした実像にもあらためて光を当て、求職者が入社後の自分を具体的に想像できる情報へ展開しました。これまで伝えてきた会社の歴史や技術力に加え、「誰と、どのように働き、何を身につけ、どんなやりがいを得られるのか」まで届けることが、若年層との新たな接点につながると考えました。

「時間軸で見せる」という選択

サイト設計の基準に置いたのは、「求職者が入社後の自分をどこまで具体的に想像できるか」です。この基準をもとに情報設計の精査と議論を繰り返し、会社の歴史や技術力だけを前面に出すことも、求人媒体と同じ条件情報だけを並べることも避けました。一方で、親しみやすさを優先して情報を減らしすぎるのではなく、応募を判断するために必要な仕事・人・制度・条件を、一つのサイトの中で段階的に理解できる構成を目指しました。

まず、能登川事業所と八日市事業所を分け、それぞれが扱う商材や仕事内容、職場の特徴を整理しました。フォークリフトによる搬入・搬出や商品の保管、ピッキング、検査・組立などを写真とともに紹介し、さらに一日の流れを時間軸で見せることで、職種名だけでは分からない実際の働き方まで可視化しています。現場をどこまで写真で見せるかを調整しながら、仕事の専門性と、チームで段取りを組み連携する姿が伝わる見せ方を探りました。

社員インタビューでは、未経験から資格を取得して成長した経験、仲間に支えられた実感、派遣社員から正社員へ進んだキャリアなど、制度の説明だけでは伝わらない個人の物語を掲載。「数字でわかる近畿化学工業」では残業時間や有給取得率、男女比などを客観的に示し、資格・講習実績、OJT、事業所別の募集要項、Q&Aまでつなげました。

感覚的な親しみやすさと、応募前に必要な具体性の両方を揃えることで、「倉庫で一人で作業する仕事」という先入観をほどき、チームの一員として成長していく自分を思い描ける採用サイトを目指しました。

仕事だけでは伝わらない。人と数字を足して、初めて信頼になる

採用パンフレットで育てた世界観をサイトにも展開し、働く人の表情が伝わる写真、丸みのある要素、色やフォントの統一によって、物流の現場が持つ信頼感を保ちながら、若年層が親しみを感じられるトーンを設計しました。そのうえで、求職者が入社後の姿を段階的に思い描けるよう、事業所の特徴、仕事内容、一日の流れ、働く人、制度、募集条件の順に情報を整理。業務写真と具体的な作業内容を組み合わせ、職種名だけでは見えない現場の動きまで伝えています。

未経験からの成長、仲間との支え合い、派遣社員から正社員へのキャリアなど、一人ひとりの経験を通して、制度の説明だけでは見えない職場の実像を伝えました。
残業時間、有給取得率、男女比など、応募前に気になる働き方を客観的な数字で可視化しました。
一日のタイムラインや仕事の魅力を分かりやすく整理し、実際に働く姿をイメージできるよう工夫しました。

入社後の姿を具体的に思い描ける接点として

仕事内容だけでなく、共に働く人・身につく専門性・成長の道筋までを一つの動線で示したことで、「倉庫の仕事」に対する漠然とした先入観は、入社後の自分を具体的に思い描ける情報へと置き換わりました。仕事内容や働く人、成長環境、募集条件を一つの流れで確認できるようになったことで、求職者が入社後の姿を思い描きながら応募を検討できる接点となっています。

公開後、クライアントからは「温かみのある若年層向けのページになった」と評価をいただき、求職者からの評判もよいと伺っています。その後もご縁は続き、現在は45周年の記念式典にかかるアルバム制作もご一緒させていただくなど、クリエイティブの面で継続的な取り組みにつながっています。

Project team

Project Management Ren Setowaki
Web Direction Yuka Hosoda
Web Design Rina Yoshino
Coding Shunpei Tanaka

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