Contact

Knowledge

採用代行の費用相場は?料金体系・業務内容をご紹介

2026.05.24

|

Knowledge

Piic Magazine
採用代行の費用相場は?料金体系・業務内容をご紹介

採用代行の利用を検討する際、まず気になるのが費用ではないでしょうか。

採用代行の見積もりは、依頼する業務内容や料金体系によって大きく変動します。

特に即戦力が求められる中途採用では、適切なサービスを選ぶことが成功の鍵を握ります。

この記事では、採用代行の料金体系ごとの費用相場や、依頼できる業務内容、そして自社に合ったサービスを選ぶためのポイントを詳しく解説します。

適切な見積もりを取得し、採用活動を成功に導くための参考にしてください。

採用代行(RPO)とは?

採用代行(RPO)とは、企業の人事部に代わって採用活動に関わる業務を外部の専門企業が請け負うサービスです。

その内容は、採用戦略の立案といった上流工程から、求人票の作成、応募者対応、面接日程の調整、内定者フォローといった実務まで多岐にわたります。

自社のリソースだけでは手が回らない業務を委託することで、採用担当者は面接などのコア業務に集中でき、採用活動全体の質と効率を高めることが可能です。

▶︎関連記事:採用代行(RPO)とは?依頼できる業務内容やメリット、費用相場を解説

【料金体系別】採用代行の見積もり費用相場を徹底比較

採用代行の費用は、主に「月額固定型」「成果報酬型」「従量課金型」の3つの料金体系に分けられます。

それぞれの料金や相場は異なり、メリット・デメリットも様々です。

単に料金表の安さだけで判断するのではなく、自社の採用計画や予算、依頼したい業務内容を比較し、最適なプランを選ぶことが重要になります。

見積もりを取る際は、各料金体系の特徴を理解した上で、自社にとって最もコストパフォーマンスの高い方法を見極めましょう。

毎月定額で依頼できる「月額固定型」の費用相場

月額固定型は、毎月一定の料金を支払うことで、契約範囲内の業務を継続的に依頼できるプランです。

費用相場は月額5万円から100万円前後と幅広く、依頼する業務の範囲や採用ターゲット、雇用形態によって金額は変動します。

例えば、ノンコア業務のみの場合は月額5万~70万円、ノンコア業務とコア業務をまとめた場合は月額15万~100万円が相場とされています。

採用人数に関わらず費用が一定であるため、予算の見通しが立てやすいのが大きなメリットです。

継続的な採用活動を行う場合や、複数の業務をまとめて委託したい場合に適しています。

ただし、採用がうまくいかなかった月でも費用が発生する点には注意が必要です。

業務単価を抑えつつ、安定したサポートを求める企業におすすめです。

採用成功時に支払いが発生する「成果報酬型」の費用相場

成果報酬型は、採用が成功した場合にのみ費用が発生する料金体系です。

初期費用がかからず、採用が決まるまでコストが発生しないため、リスクを抑えて導入できるのが特徴です。

費用相場は、採用した人材の理論年収の30%~35%程度が一般的で、採用ポジションの難易度によって金額が変動することもあります。

採用人数が少ない場合や、採用の確度が高まってから費用を支払いたい場合に適しています。

一方で、採用人数が多くなると総額が月額固定型より高くなる可能性もあるため、事前に成果報酬の定義や支払いタイミングを確認することが大切です。

依頼した業務量に応じて費用が変わる「従量課金型」の費用相場

従量課金型は、依頼した業務の量や時間に応じて料金が決まる仕組みです。

例えば、「スカウトメール送信100通あたり〇円」「面接日程調整1件あたり〇円」といった形で費用が設定されます。

必要な業務を必要な分だけピンポイントで依頼できるため、柔軟性が高く、無駄なコストを削減しやすいのがメリットです。

採用活動の特定の時期だけ人手が足りない場合や、特定の業務だけを外部に任せたい場合に有効です。

ただし、依頼する業務量が多くなると、結果的に月額固定型よりも費用が高くなる可能性があるため、予算管理には注意が求められます。

採用代行サービスに依頼可能な業務内容一覧

採用代行サービスで依頼できる業務は、採用戦略の策定から入社手続きのフォローまで非常に幅広いです。

業者によって得意とする領域や対応範囲が異なるため、自社がどの業務を外部に委託したいのかを明確にすることが重要です。

全ての業務を丸ごと依頼することも、特定の業務だけを切り出して依頼することも可能です。

依頼する業務内容によって見積もり金額は大きく変わるため、自社の課題を解決するために必要なサポート範囲を見極めましょう。

採用戦略の策定や採用計画の立案

採用活動の成功は、しっかりとした戦略と計画に基づいているかにかかっています。

採用代行サービスでは、市場の動向や競合の状況を分析し、自社の経営戦略に沿った採用ターゲットの設定、採用目標の策定、選考プロセスの設計などを支援します。

外部の専門的な視点を取り入れることで、自社だけでは気づけなかった課題を発見し、より効果的な採用活動の土台を築くことが可能です。

業者によっては、採用担当者向けの研修やセミナーの企画を通じて、社内の採用力強化をサポートしてくれる場合もあります。

求人媒体の選定や求人票の作成

数多く存在する求人媒体の中から、自社のターゲット層に最も効果的にアプローチできる媒体を選び出すのは簡単なことではありません。

採用代行では、各媒体の特性や費用対効果を分析し、最適な媒体の選定と出稿プランを提案します。

また、候補者の興味を引きつけ、応募につなげるための魅力的な求人票の作成も重要な業務の一つです。

企業の強みや仕事のやりがいを的確に言語化し、ターゲットに響く言葉で表現することで、応募の質と量を向上させることが期待できます。

応募者を集めるための母集団形成

母集団形成とは、自社に興味を持ってくれる潜在的な候補者を集める活動のことです。

求人媒体への掲載だけでなく、ダイレクトリクルーティングサイトでのスカウトメール配信、人材紹介エージェントとの連携、SNSを活用した情報発信など、その手法は多岐にわたります。

特に新卒採用やアルバイト採用など、ターゲットによって有効なアプローチは異なります。

採用代行は、これまでのノウハウを活かしてターゲットに合わせた最適な手法を組み合わせ、効率的に質の高い母集団を形成するサポートを行います。

書類選考や面接日程調整などの候補者対応

応募があった後の候補者対応は、迅速かつ丁寧さが求められる一方で、非常に工数がかかる業務です。

応募書類の管理や合否基準に沿ったスクリーニング、候補者や面接官との面接日程調整、合否の連絡などを代行します。

特に応募者が多数にのぼる場合、これらの事務作業を外部に委託することで、採用担当者はコア業務である面接などに集中できます。

候補者へのきめ細やかなメール対応やスムーズな連絡は、企業の印象を良くし、選考辞退を防ぐ効果にもつながります。

一次面接やWeb面接の代行

応募者が多い場合、採用担当者がすべての候補者と面接するのは大きな負担となります。

そこで、一次面接やスクリーニング目的の面接を代行してもらうことが可能です。

事前にすり合わせた評価基準に基づき、経験豊富な面接官が候補者のスキルや適性を見極めます。

これにより、採用担当者は有望な候補者との二次面接以降に注力でき、選考の質を高められます。

特に遠隔地の候補者と接点を持つ機会が増えた近年では、Web面接の代行ニーズも高まっています。

内定通知から入社手続きまでのフォロー

採用活動は内定を出して終わりではありません。

内定者が安心して入社日を迎えられるよう、きめ細やかなフォローが不可欠です。

内定通知書の作成・送付から、入社承諾の意思確認、雇用契約の締結、入社手続きの案内までをサポートします。

内定者一人ひとりと定期的にコミュニケーションを取り、入社前の不安や疑問を解消することで、内定辞退を防ぎます。

個人情報を取り扱う重要なフェーズであるため、セキュリティ体制が整った信頼できる業者に依頼することが重要です。

中途採用で採用代行を活用する際のポイント

即戦力が求められる中途採用は、新卒採用とは異なる戦略とスピード感が求められます。

特に専門性の高い職種や管理職の採用では、転職市場における競争も激しくなります。

採用代行サービスを活用することで、採用のプロの知見やネットワークを借り、自社だけでは出会えない優秀な人材を獲得する可能性が高まります。

ここでは、中途採用において採用代行の活用が特に有効となるケースと、そのポイントについて解説します。

専門職やハイクラス人材の採用を強化したいとき

エンジニアやデザイナーといった専門職や、経営層などのハイクラス人材の採用は、スキルや経験を見極めるのが難しく、採用難易度が高い傾向にあります。

採用代行会社には、各業界や職種に特化した専門知識を持つコンサルタントが在籍している場合があります。

彼らの知見を活かすことで、的確なスキルチェックや候補者への魅力付けが可能です。

また、独自のネットワークを通じて、転職市場には出てこない潜在層へ1on1でアプローチすることもでき、採用競争を有利に進められます。

採用担当者のリソースが不足しているとき

採用担当者が一人しかいない。

他の業務と兼任していて採用活動に時間を割けないといったケースは少なくありません。

応募者対応や日程調整といったノンコア業務に追われ、本来時間をかけるべき候補者とのコミュニケーションや採用戦略の見直しがおろそかになりがちです。

採用代行を活用してノンコア業務を委託することで、採用担当者は面接や内定者フォローといったコア業務に集中できます。

株式会社ネオキャリアなどの大手もサービスを提供しており、リソース不足を解消し、採用活動全体の質を向上させることが可能です。

採用ノウハウがなくミスマッチが多発しているとき

採用活動を始めたばかりで社内にノウハウがなかったり、採用してもすぐに辞めてしまうミスマッチが続いていたりする場合、採用プロセスそのものに課題があるかもしれません。

採用のプロである採用代行会社は、多くの企業の成功事例や失敗事例を知っています。

客観的な視点から自社の採用課題を分析し、求める人物像の再定義や、適切な選考フローの設計、面接での質問内容などを提案してくれます。

未経験の担当者でもプロのサポートを受けることで、ミスマッチを減らし、自社に定着・活躍してくれる人材の採用につながります。

失敗しない!採用代行会社の選び方3つのポイント

採用代行サービスは数多く存在し、どの会社を選べば良いか迷うことも多いでしょう。

見積もり金額の安さだけで選んでしまうと、期待した成果が得られない可能性もあります。

重要なのは、自社の採用課題を解決してくれる最適なパートナーを見つけることです。

ここでは、数ある中からおすすめの会社を見つけ、見積もり依頼で失敗しないために押さえておきたい3つの選び方のポイントを紹介します。

依頼したい業務範囲と得意領域が合っているかを確認

採用代行会社には、それぞれ得意とする領域があります。

例えば、採用戦略の立案のような上流工程に強い会社、スカウト配信などの実務に特化した会社、特定の業界や職種に強みを持つ会社など様々です。

まずは自社が採用活動のどの部分に課題を感じており、どの業務を委託したいのかを明確にしましょう。

その上で、依頼したい業務範囲と会社の得意領域が一致しているかを確認することが、ミスマッチを防ぐための第一歩です。

会社の公式サイトや資料でサービス内容をしっかり確認することが重要です。

自社の採用課題に合った実績があるかをチェック

これまでの支援実績は、その会社の信頼性や実力を測る上で重要な指標です。

特に、自社と同じ業界や、採用したい職種での成功実績が豊富かどうかは必ず確認しましょう。

実績が豊富な会社は、その分野における市場の動向や有効なアプローチ方法などのノウハウを蓄積しています。

商談の際には、具体的な成功事例や、どのような課題をどうやって解決したのかを詳しくヒアリングすることで、自社の採用活動を任せられるかどうかを判断しやすくなります。

料金体系や費用の内訳が明確に提示されているか見極める

複数の会社から見積もりを取得し、比較検討することは非常に重要です。

その際、単純な総額だけでなく、料金体系が自社の採用計画に合っているか、費用の内訳が明確に示されているかを確認しましょう。

「業務一式」のように内訳が曖昧な場合は注意が必要です。

どの業務にどれくらいの費用がかかるのかが詳細に記載されているか、また、契約範囲外の業務を依頼した場合に追加料金が発生するのかなど、費用に関する条件を事前にクリアにしておくことで、後々のトラブルを防ぐことができます。

よくあるご質問

Q1:どのくらいの期間から依頼できますか?

A1:契約期間はサービス会社やプランによって異なりますが、1ヶ月単位の短期から、6ヶ月や1年といった長期まで柔軟に対応している場合が多いです。採用の繁忙期だけといったスポットでの利用も可能です。

Q2:依頼できる業務範囲はどこまでですか?

A2:採用計画の立案から内定者フォローまで、採用に関わるほとんどの業務を依頼できます。全ての業務を丸ごと委託するだけでなく、「面接日程調整だけ」「スカウトメール配信だけ」など、必要な業務だけを切り出して依頼することも可能です。

Q3:成果報酬型と月額固定型、どちらが良いですか?

A3:採用計画によって異なります。採用人数が少ない場合や、初期費用を抑えたい場合は「成果報酬型」が適しています。一方、継続的に一定数の採用を行う計画があり、予算を管理しやすくしたい場合は「月額固定型」が向いています。

Q4:地方の企業の採用でも対応可能ですか?

A4:対応可能です。多くの採用代行会社は全国に対応しており、Web会議システムなどを活用して遠隔でのサポートを行っています。地方に特化した採用ノウハウを持つ会社もありますので、相談してみることをおすすめします。

Q5:導入までの流れを教えてください。

A5:一般的には、まず問い合わせフォームや電話で連絡し、現状の課題や依頼したい内容についてヒアリングを受けます。その後、提案と見積もりが提示され、内容に合意すれば契約、サービス開始となります。

まとめ

採用代行サービスは、料金体系や依頼できる業務内容が多岐にわたるため、自社の採用課題や予算に合わせて慎重に選ぶことが求められます。

「月額固定型」「成果報酬型」「従量課金型」といった料金体系ごとの特徴を理解し、自社の採用計画に最適なプランを見極めることが第一歩です。

その上で、依頼したい業務範囲を明確にし、各社の得意領域や実績、見積もりの透明性などを比較検討することが採用成功への近道となります。

この記事で紹介した選び方のポイントを参考に、自社にとって最もおすすめできる信頼のパートナーを見つけてください。

Show all