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株式会社橋本建設
進化を止めない建設会社が描く”彦根発”の未来

2025.08.21

株式会社橋本建設

地域に根差し、進化を止めない建設会社が描く”彦根発”の未来。滋賀県・彦根市を拠点に、建設・不動産・造園・クラフトビールなどの多角経営を展開する橋本建設グループ。創業から70年以上、地域とともに歩んできたその軌跡と未来を、人事担当の水野さんに伺いました。

Q.橋本建設グループは、どのような経緯で生まれ、現在の形に至ったのでしょうか?

私たちの始まりは1951年。家庭用のプロパンガス、通称“黒パン”の販売が原点でした。そこから地元のインフラ整備への需要に応える形で土木資材の取り扱いを始め、徐々に建設業へと本格参入していきました。時代の変化に合わせて、不動産や造園、最近ではクラフトビールなど、暮らしに関わる領域を広げてきました。常に「今のままでいいのか?」という視点を持ち、挑戦を続けてきたことが、今の多角的なグループ体制につながっています。

Q.創業から70年以上の歴史をお持ちですが、長く続いてこられた理由や背景には、どのような企業姿勢があるのでしょうか?

一言で言えば、「変化を恐れず、常に問い直す姿勢」だと思います。私たちは「今のやり方が本当にベストなのか?」を常に自問してきました。どんなに実績があっても、環境やニーズは変わっていきますよね。だからこそ、「現状維持=衰退」と捉えて、挑戦を続けてきました。これはトップダウンの考えだけでなく、現場の声や社員のアイデアからも多くの変化が生まれています。70年以上続けてこられたのは、そうした”しなやかな進化”を大事にしてきたからだと思いますね。

Q.どのような形で地域に関わっているのでしょうか?

一番大切にしているのは「地域に根差して経営する」ことです。無理に他県へ展開するのではなく、滋賀・彦根というエリアに深くコミットし信頼を積み重ねる方が、私たちの価値を最大限に発揮できると考えています。例えば今は「彦根城の世界遺産登録」運動を応援していますし、市内のスタジアム整備など公共事業にも多く携わっています。暮らしや観光、地域の土台を支えることで街の未来に貢献できると信じています。

Q.建設業界には”3K”のイメージもありますが、御社ではどう変えていこうとされていますか?

確かに建設業には「きつい・汚い・危険」といったイメージが付き纏っています。だからこそ、私たちは”新3K”ー「給与がいい」「休暇が取れる」「希望が持てる」という新しい働き方を掲げています。年間休日を122日まで増やし、月の残業も平均16時間と少なめ、給与面も全産業平均水準を目指した設計にしています。制度だけでなく、現場での柔軟な運用や、有休の取りやすさといった「本当に働きやすい」と実感できる環境づくりにも力を入れています。

Q.若手人材の育成において、意識していることはありますか?

今、現場の主力は20代〜30代が中心で未経験からスタートした社員も多いです。私たちは「人を育てる環境」をとても大事にしていて、少人数チームでのOJTや段階的に任せていただく仕事の進め方など、成長できる仕組みを整えています。また、ただ技術を教えるだけでなく”現場での判断力”や”人との関わり方”を育むことも大切にしています。建設業はチームで動く仕事なので、人間性の育成も重要だと思っています。

Q.採用において”人間性”を重視しているとのことですが、それはなぜですか?

建設は命や暮らしに関わる仕事です。だからこそ、スキルや資格よりも、”誠実に向き合えるかどうか”を重視しています。信頼できるか、一緒に働きたいと思えるかー採用の場でもそこを一番に見ています。逆に言えば、未経験でも人間性があればしっかり育てる準備がある、というのが私たちのスタンスです。安心して飛び込んできてほしいですね。

Q.最後に「地元で働くこと」について、若い世代に伝えたいことはありますか?

滋賀や彦根は、自然がありつつ都市機能も整っていて、とても暮らしやすい場所です。ここで、自分の手で”まちをつくる”という実感を持ちながら働けるのは、すごく魅力的なことだと思うんです。地元にいながら、やりがいもキャリアも両立できる。そういう選択肢があることをもっと多くの若い人たちに知ってもらいたいですね。

企業名 株式会社橋本建設
所在地 滋賀県彦根市野口町283-1
創業年 1971年8月3日
代表者 橋本 健一
事業内容 建設事業
企業ロゴ 株式会社橋本建設
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